タイヤ空気圧計算機・計算ツール
タイヤ交換やメンテナンスのために、タイヤ空気圧の計算機による適切な空気圧の把握が必要となるシーンは多いでしょう。
この記事では、空気圧別荷重能力対応表や、農業機械・建設車両・産業車両用タイヤの適切な空気圧の把握に役立つ計算ツールを紹介します。トラック・バス・バン・乗用車・農業機械・建設車両・産業車両用タイヤの適切な空気圧の確認の参考にしてください。
【トラック・バス・バン・乗用車用タイヤ空気圧】対応表を紹介
同じタイヤサイズであっても、JATMA規格(日本タイヤ規格)とETRTO規格(エクストラロード規格/欧州タイヤ規格)のタイヤでは、ロードインデックス(LI)が異なります。
例えば、一部のタイヤにはXLと書かれています。これは「エクストラロード」の略で、簡単にいえば、同じサイズの標準的なタイヤよりも、より多くの空気が充填でき重い荷重を支えられるよう強化されたタイヤであることを意味します。
タイヤのサイズ変更をする際などは、規格に合わせた必要空気圧を確認しましょう。
(1)空気圧別荷重能力対応表
【バン・乗用車用】空気圧別荷重能力対応表はこちら (※外部PDFへ移動します。)
【トラック・バス用】空気圧別荷重能力対応表
ミシュランタイヤでは、最大負荷時における空気圧を、以下のように設定しています。記載されている空気圧は、一般的な車両タイプ(定積載・均等積載)に想定される軸別の最大負荷時における最大空気圧値となります。表の空気圧=適正空気圧ではないため、必ず車両毎に軸重計算または軸重計により、軸重に応じた適正空気圧に設定しましょう。

2~4トンクラス(箱車・冷凍車および平ボディ)のフロントとリアの空気圧一覧表

10トンクラス(箱車・冷凍車およびタンクローリー)のフロントとリアの空気圧一覧表

10トン以上クラス(箱車・冷凍車)のフロントとリアの空気圧一覧表

ダンプ&ミキサーにおけるフロントとリアの空気圧一覧表

トラクタヘッドにおけるフロントとリアの空気圧一覧表

トレーラーにおけるフロントとリアの空気圧一覧表

バス(マイクロバス・路線バス・観光バス)におけるフロントとリアの空気圧一覧表

X Oneタイヤ(単車・トレーラー・フルトレーラー)の空気圧一覧表
関連ページ:ミシュランタイヤ トラック・バス・小型建設機械用タイヤカタログ(※PDFダウンロード)
(2)タイヤ空気圧に関するよくある質問
タイヤ空気圧に関するよくある質問とその回答を、Q&A形式で紹介します。
季節に関わらず、タイヤが冷えた状態で車両指定空気圧に調整することが推奨されています。
特に必要ありません。メーカーが定める車両指定空気圧に設定しましょう。
タイヤの内圧は自然漏洩により少しずつ減少します。空気圧点検(スペアタイヤを含む)は定期的に実施しましょう。
必ず走行前などタイヤが冷えている時に実施してください。走行後は熱により空気圧が高くなっていますので正確な測定ができません。
【農業機械用タイヤ空気圧】計算機や対応表を紹介
農作業を安全かつ効率的に行うためには、農業機械用タイヤの空気圧を適性に調整することが大切です。こまめな点検を心がけ、年に1回程度はチェックするようにしましょう。
(1)農業機械用空気圧計算ツール:アグロプレッシャー
ミシュランタイヤでは、農業機械用タイヤの最適な空気圧をチェックできるオンライン計算ツール『アグロプレッシャー』を提供しています。常に最適な空気圧で作業することで、農作物の収穫量とタイヤの寿命を最大限にすることができます。収穫量およびタイヤの寿命向上に、ぜひお役立てください。

MICHELIN axiobib 2(アクシオビブ2)タイヤ
(2)空気圧表
農業機械用タイヤの空気圧に関しては以下関連ページから「農業機械用タイヤ テクニカルデータブック」をご覧ください。
- トラクタ用タイヤ
- 耕うん機用タイヤ
- 運搬車・作業機用タイヤ
- インプルメント用タイヤ
関連ページ:法人のお客様向けミシュランタイヤの参考資料
(3)【農業機械】タイヤ空気圧に関するよくある質問
農業機械用タイヤ空気圧に関するよくある質問とその回答を、Q&A形式で紹介します。
タイヤの側面またはトラクターの取扱説明書で、適切な空気圧を確認しましょう。空気圧の測定器を使用し、適性数値から外れていないかチェックします。点検方法の詳細は、最寄りのタイヤ販売店へご相談ください。
農業機械用タイヤはその性能上、プライレーティングおよび空気圧が低く設定されています。空気圧が高すぎると破裂する恐れがあるため、適正空気圧を必ずご確認ください。
【建設車両・産業車両用タイヤ空気圧】計算機を紹介
タイヤ空気圧は、自然に減っていきます。安全かつ効率的に作業を行うために、タイヤ空気圧の管理は欠かせません。すべての車両のタイヤに対する点検を怠らないようにしましょう。
(1)建設車両・産業車両用タイヤ空気圧計算ツール:空気圧アドバイザー
ミシュランタイヤでは、建設車両・産業車両用タイヤの基準空気圧をチェックできるオンライン計算ツール『空気圧アドバイザー』を提供しています。ぜひご活用ください。
(2)【建設車両・産業車両】タイヤ空気圧に関するよくある質問
建設車両・産業車両タイヤの空気圧に関するよくある質問とその回答を、Q&A形式で紹介します。
機械またはタイヤメーカーが推奨する空気圧やメンテナンス方法を必ず守ってください。空気を重鎮する際は破裂の危険を避けるため、安全囲いの中で作業するなどの安全措置を講じましょう。空気圧は温度とともに上昇するため、高温のタイヤの空気は絶対に抜かないでください。
タイヤが冷えた状態で点検しましょう。 走行後のタイヤが熱くなった状態では、正確な空気圧をチェックできないためです。 高温時に空気圧を点検した場合は、メーカーの推奨に従って空気圧を再調整してください(ミシュラン代理店にご相談ください)。
日本ミシュランタイヤの空気圧サポート

タイヤの空気圧を調べる作業員
ミシュランタイヤではタイヤ管理をデジタル化することで、運送事業者に「安全性」「収益性」「生産性」で貢献するMichelin Tire Care(ミシュランタイヤケア)を提供しています。トラック・バス用タイヤなどの空気圧点検や点検時間の削減、スキルレベルを問わずタイヤの点検ができることからお客様から好評いただいています。Michelin Tire Careの導入もぜひご検討ください。
タイヤ空気圧は適切に保ちましょう
安全にかつ快適に走行するためには、適切なタイヤ空気圧に調整する必要があります。タイヤ交換のタイミングのほか、定期的なメンテナンスで適切な空気圧を保ちましょう。
タイヤ空気圧に関する疑問があれば、以下よりお問い合わせください。
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