

クレーン用タイヤ|オールテレーンクレーン・ラフテレーンクレーン・モバイルタワークレーン用
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ミシュランクレーン用タイヤ
ミシュランタイヤは、以下のクレーン用タイヤを取り扱っています。
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オールテレーンクレーン用タイヤ
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ラフテレーンクレーン用タイヤ
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モバイルタワークレーン用タイヤ
(1)オールテレーンクレーン用タイヤ
舗装道路から不整地までオールマイティに走行できる「オールテレーンクレーン」用のミシュランタイヤラインアップです。
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MICHELIN X-CRANE +
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MICHELIN X SNOPLUS
ミシュランオールテレーンクレーン用タイヤは、あらゆる気象条件や路面状況に対応できるよう、ハンドリング性能を重視して設計されています。
(2)ラフテレーンクレーン用タイヤ
不整地や狭い作業現場での走行性に優れた「ラフテレーンクレーン(ラフタークレーン)」用のミシュランタイヤラインアップです。
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MICHELIN X-CRANE +
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MICHELIN X SNOPLUS
タフな設計を施したラフテレーンクレーン用タイヤが、現場のニーズに応えます。
(3)モバイルタワークレーン用タイヤ
高層・狭所の建築現場などで活躍する「モバイルタワークレーン」用のミシュランタイヤラインアップです。
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MICHELIN X-CRANE +
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MICHELIN X SNOPLUS
モバイルタワークレーンの移動性能を最大限に引き出す設計で、作業効率をサポートします。
ミシュランクレーン用タイヤの詳細は、以下ページ内「ミシュラン建設・産業車両用タイヤカタログ」からもご確認いただけます。
関連ページ:法人のお客様向けミシュランタイヤの参考資料
クレーン用タイヤの偏摩耗を防ぐポイント
クレーン用タイヤの不均一な摩耗は、安定性の低下やタイヤ寿命の短縮、燃費や作業効率の悪化を招きます。
ここでは、クレーン用タイヤの偏摩耗を防ぐ3つのポイントを紹介します。
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タイヤローテーション(位置交換)
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空気圧管理
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メンテナンス
(1)タイヤローテーション(位置交換)

タイヤローテーション
「走行距離1万キロメートルごと」または「毎年1回」左右や車軸間でタイヤの位置を交換(タイヤローテーション)することで、クレーン用タイヤの偏摩耗を抑えることが可能です。
「右前輪と左後輪」「左前輪と右後輪」をそれぞれクロスさせるように入れ替える方法がおすすめです。
(2)空気圧管理
クレーン用タイヤの偏摩耗を抑えるためには、タイヤ空気圧を適切に保つことが重要です。空気圧が適正でない場合、タイヤの一部にだけ荷重がかかりやすくなり、偏った摩耗につながるためです。

空気圧不足のクレーン用タイヤのイメージ
【空気圧が低すぎる場合】
タイヤの両端(ショルダー部)の摩耗が進みやすい

空気圧過多のトラックタイヤのイメージ
【空気圧が高すぎる場合】
タイヤの中央部分の摩耗が進みやすい
クレーン用タイヤの空気圧は定期的に確認し、必要に応じて調整しましょう。タイヤの空気圧監視システム(TPMS)を使用することで、空気圧管理が容易になります。
安全かつ正しく空気圧を測定するためには、必ずクレーン用タイヤが冷えた状態で実施してください。
なお、クレーン用タイヤの適正空気圧はタイヤサイズによって異なります。たとえば445/95R25、385/95R25サイズのミシュランクレーン用タイヤの場合、900kPaが適正値です。
使用車両に応じた空気圧の目安は、以下の「空気圧アドバイザー」ツールをご活用ください。
空気圧アドバイザー
ミシュランの「空気圧アドバイザー」ツールを使用して、すべての機械に適した空気圧を見つけてください。
(3)メンテナンス
メーカーの推奨に従い、定期的な車両メンテナンスを実施しましょう。足回りやサスペンション、アライメントなどの不具合を早期に発見・調整できるため、タイヤの偏摩耗防止につながります。
クレーン用タイヤがすり減っている場合、運動性能の低下やスリップのリスクが高まるため注意が必要です。必要に応じて、新品タイヤに交換してください。
関連ページ:建機用タイヤの点検とメンテナンス
クレーン用タイヤの交換時期の目安
クレーン用タイヤの残り溝が3~4ミリ以下に摩耗している場合、交換時期のサインです。「トレッド・サイドウォール・フランジ部に穴・切れ目や目に見える歪みがある」「リムが損傷している」といった場合は、修理業者やタイヤ販売店などプロによる点検を受けましょう。
また、クレーン用タイヤに以下の兆候が見られる場合、使用を控えて速やかにタイヤを交換してください。
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ビードが変形している・ワイヤーが見えている
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構成部品が分離しているる
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ケーブルコードが見えている
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石油製品や腐食性粒子による損傷がある
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空気圧が不足している状態で走行したことで、内部のゴムが霜降り状になっている
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極端に摩耗している
クレーン用タイヤに関するよくある質問・回答
クレーン用タイヤに関する、よくある質問とその回答をまとめました。
ミシュランクレーン用タイヤの販売価格につきましては、お近くのミシュランタイヤ販売店までお問い合わせください。
ミシュランクレーン用タイヤの主なサイズ展開は、以下のとおりです。
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オールテレーンクレーン用:445/95R25、385/95R25
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ラフテレーンクレーン用:385/95R25
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モバイルタワークレーン用:385/95R25
詳細は、以下ページ内「ミシュラン建設・産業車両用タイヤカタログ」をご確認ください。
関連ページ:法人のお客様向けミシュランタイヤの参考資料
ミシュランクレーン用タイヤは、ラジアル構造を採用しています。約1,361万坪という世界最大級の敷地を誇る、スペインのアルメリア建設・産業車両用タイヤテストセンターで実施する過酷な課題をクリアしたオールスチールラジアルタイヤです。
ラジアルタイヤとは、カーカス(タイヤの骨組み)を構成するコードを放射状(ラジアル)に配置し、ベルト(補強帯)で締め付けた構造のタイヤのことです。以下のように、さまざまなメリットが期待できます。
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グリップが良い
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乗り心地が向上する
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パンク率の低減につながる
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偏摩耗が少ない
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燃費向上に役立つ
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寿命が長い
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車両のいたみが少ない
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発熱が少ない
クレーン用タイヤの重さは、タイヤサイズによって異なります。最小サイズのタイヤは約100キログラムから、最大サイズのタイヤは約600キログラムです。
建設車両用タイヤは非常に重いため、人の力で支えようとすると思わぬ事故につながる恐れがあります。取扱いには十分ご注意ください。
その他の質問は、こちらからお気軽にお問い合わせください。