トラックタイヤのパンクの原因は?予防策と対処法を解説
トラックタイヤのパンクの原因は?予防策と対処法を解説
トラックタイヤのパンクは、事故の原因となるだけでなく、経済的損失や運行スケジュールの遅延による配送ペナルティ、事業者として信頼低下のリスクも伴います。そのため、原因を把握し適切な対策を施して予防に努める必要があります。また、万が一パンクしてしまった際の対処法を押さえておくことも重要です。
この記事では、トラックタイヤのパンクの原因や対処法、予防策について詳しく解説します。
目次
トラックタイヤのパンクが引き起こすリスク
(1)重大な交通事故
(2)経済的損失の発生
(3)企業の信頼性低下と法的責任
(4)ドライバーへの精神的負担
トラックタイヤがパンクする主な原因
(1)異物によるタイヤの損傷
(2)不適切な空気圧によるトラブル
(3)トラックの過積載
(4)タイヤの劣化と寿命
(5)縁石など路面からの衝撃
(6)ホイールの損傷
トラックタイヤのパンクを予防する対策
(1)日常的なタイヤ点検を実施する
(2)無理のない運行計画で過積載を避ける
(3)適切なタイヤを選び定期的に交換する
(4)適切なタイミングでタイヤ交換を行う
(5)安全運転を心がける
走行中にトラックタイヤがパンクした際の対処法
(1)安全な場所に停車する
(2)ハザードランプを点灯させる
(3)三角表示板や発炎筒を設置する
(4)ロードサービスや会社へ連絡する
パンクしたトラックタイヤの修理・交換に関する判断基準
(1)修理可能なパンクの範囲
(2)タイヤ交換が必要なケース
トラックタイヤがパンクしやすい状況
(1)トラックタイヤがパンクしやすい場所
(2)トラックタイヤがパンクしやすい季節
トラックタイヤのパンクに関するよくある質問
(1)タイヤのパンクとバーストの違いは?
(2)トラックタイヤのパンク修理の費用相場は?
(3)信頼できる修理業者の選び方は?
トラックタイヤのパンクトラブル対策は「MRN GO」
(1)「MRN GO」の5つのメリット
(2)「MRN GO」ご利用の流れ
まとめ
トラックタイヤのパンクが引き起こすリスク
トラックタイヤのパンクは、事故の原因となるだけでなく、経済的損失や社会的評価の低下などビジネスに深刻な影響を及ぼす恐れがあります。
トラックタイヤのパンクが引き起こす具体的なリスクは、以下のとおりです。
(1)重大な交通事故
トラックタイヤのパンクは、重大な交通事故につながる恐れがあります。
走行中にタイヤがパンクした場合、車両のバランスが崩れ、制御不能に陥る危険性があります。高速道路でのパンクは、横転や追突、多重事故といった人命に関わる重大な事故に直結するリスクが高まるため、特に注意が必要です。また、積載物の落下による二次被害も懸念されます。
(2)経済的損失の発生
経済的な損失も、トラックタイヤのパンクが引き起こすリスクの1つです。
たとえば直接的な出費として、以下のようなコストが発生します。
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パンクによる車両の修理費用
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積載物の損害賠償
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レッカー移動費用
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ロードサービス費用
また、運行スケジュールの遅延による配送ペナルティや機会損失、代替車両の手配費用など、間接的な経済的損失も無視できません。
(3)企業の信頼性低下と法的責任
トラックタイヤのパンクが原因で事故が発生し、第三者に損害を与えた場合、企業の社会的信用は大きく損なわれます。
適切なタイヤ管理を怠っていたと判断された場合、安全管理義務違反として法的責任を問われる可能性もあります。このような事態になれば、企業のブランドイメージにも悪影響を及ぼすでしょう。
(4)ドライバーへの精神的負担
予期せぬパンクは、ドライバーに大きな精神的ストレスを与えます。たとえば事故の危険を伴う状況でのパンクは、トラウマとなることもあります。このような経験は、ドライバーの安全運転への意識を低下させたり、疲労を増大させたりする原因にもなりかねません。
トラックタイヤがパンクする主な原因
トラックタイヤのパンクが引き起こすリスクを最小限に抑えるためには、パンクの原因を理解し、適切な予防策を講じる必要があります。
ここでは、トラックタイヤがパンクする主な原因について解説します。
(1)異物によるタイヤの損傷
異物によるタイヤの損傷は、最も一般的なパンクの原因の1つです。道路上に存在するさまざまな異物がタイヤに刺さったり、切り裂いたりすることでパンクが発生します。
■釘や金属片による貫通
工事現場周辺や舗装の悪い道路などでは、釘やネジ、金属片などが落ちていることがあります。これらがタイヤのトレッド面(接地面)に刺さることで、空気が徐々に漏れ出し、パンクに至ります。
刺さった異物が小さい場合、すぐに空気が抜けるわけではないため、気がつかないうちにパンクが進行しているケースも少なくありません。
■鋭利なガラスや石によるカット
鋭利なガラス片や尖った石などがタイヤのトレッド面やサイドウォール(側面)に接触すると、ゴムが深く切り裂かれ、内部のコード層まで損傷が及ぶことがあります。
サイドウォールは薄く作られているため、カットによる損傷は致命的なパンクにつながりやすく、修理が困難なケースが多く見られます。
(2)不適切な空気圧によるトラブル
タイヤの空気圧が適正でない状態での走行は、タイヤに過度な負担をかけ、パンクのリスクを高めます。空気圧が高すぎても低すぎてもトラブルにつながるため、注意が必要です。
■空気圧不足が招くパンク
空気圧不足によるトラックタイヤの損傷例
トラックタイヤの空気圧が不足している状態で走行を続けると、タイヤが大きくたわみ、接地面が過度に広がることで発熱しやすくなります。この熱がタイヤ内部の構造を劣化させ、コードの剥離や損傷を引き起こし、最終的にパンクやバースト(破裂)につながることがあります。また、サイドウォールが座屈することで損傷しやすくなる点も危険です。
■空気圧過多が招くパンク
空気圧過多によるトラックタイヤの損傷例
空気圧が高すぎるタイヤは硬くなり、路面からの衝撃を吸収しにくくなります。そのため、縁石への乗り上げや路面の段差など、わずかな衝撃でもタイヤの内部構造が損傷したり、ゴムが破裂したりする可能性が高まります。また、接地面が中央に集中するため、偏摩耗にもつながります。
(3)トラックの過積載
トラックの積載量がタイヤの許容荷重を超えている、いわゆる過積載の状態での運行は、タイヤに大きな負担をかけます。タイヤが規定された許容荷重を超える重さに耐えようとするため、たわみが大きくなり、内部の温度が異常に上昇します。この状態が続くと、タイヤの構造材が疲労し、剥離や損傷を引き起こし、最終的にパンクやバーストにつながる危険性が高まります。
(4)タイヤの劣化と寿命
トラックタイヤは使用するにつれて経年劣化が進み、その性能が低下します。適切な時期に交換しなければ、パンクのリスクが高まります。
■ひび割れや亀裂
タイヤのゴムは、紫外線やオゾン、走行中の負荷などにより徐々に劣化し、表面に細かなひび割れや亀裂が生じます。サイドウォールやトレッド面の溝の奥では特に損傷が発生しやすい傾向があるため、注意が必要です。
ひび割れが深くなると、内部のコード層が露出して空気が漏れ出すほか、走行中の負荷に耐えきれずパンクを引き起こす恐れがあります。
■トレッドの摩耗
ミシュランタイヤのスリップサイン画像
タイヤは走行距離が増えるにつれて、路面との摩擦によりトレッド(溝)が摩耗し、ゴムの厚みが薄くなっていきます。
溝が浅くなり、スリップサイン(タイヤの残り溝が1.6mmになると出現するマーク)が現れるほど摩耗が進んだタイヤは、異物が刺さった際の貫通に対する耐性が著しく低下します。また、排水性能も落ちるため、ハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水の膜が入り込み、タイヤが浮いてしまう現象)のリスクも高まります。
なお、溝が浅くなってしまった一部のミシュラントラック用タイヤは、「リグルーブ」によって再度の利用が可能です。スリップサインが出現する前の、残り溝が2.0~4.0mmになった状態でリグルーブを実施しましょう。
(5)縁石など路面からの衝撃
縁石など路面からの衝撃も、トラックタイヤのパンクにつながります。
運転中に縁石に乗り上げたり、深い穴(ポットホール)に落ちたり、大きな段差を通過したりする際に、タイヤやホイールに強い衝撃が加わることがあります。この衝撃により、タイヤのサイドウォールが内部で損傷したり、ホイールのリムが変形してタイヤとの密着性が失われたりすることで、空気漏れを起こしてパンクに至るケースがあります。
高速走行中に強い衝撃を受けると、瞬時にバーストする危険性もあるため注意が必要です。
(6)ホイールの損傷
タイヤを装着するホイール自体が損傷している場合も、パンクの原因となることがあります。
ホイールのリム部分に歪みや亀裂が生じると、タイヤのビード部(タイヤの内側でホイールと接する部分)との間に隙間ができ、その部分から空気が漏れ出すことがあります。また、ホイールバルブの劣化や損傷も空気漏れの原因となり、パンクにつながるケースもあります。
トラックタイヤのパンクを予防する対策
トラックタイヤを点検する作業員
トラックタイヤのパンクは、運行の安全を脅かすだけでなく、経済的な損失にもつながります。
ここでは、パンクのリスクを最小限に抑えるための具体的な予防策をご紹介します。
(1)日常的なタイヤ点検を実施する
日々の運行前点検は、パンクの兆候を早期に発見し、トラブルを未然に防ぐ上で極めて重要です。特に、以下の点に注意して点検を行いましょう。
関連ページ:トラックタイヤの日常点検とは?点検項目や手順、注意点を解説
■タイヤ空気圧のチェック
指定空気圧と実際の空気圧をエアゲージで比較し、適正範囲内であることを確認します。空気圧が不足しているとタイヤのたわみが大きくなり、高すぎると路面からの衝撃を吸収しにくくなります。
パンクリスクを避けることはもちろん、タイヤ寿命にも関わるため、トラックタイヤの空気圧は適正値を維持しましょう。
関連ページ:トラックタイヤ・バスタイヤの適正空気圧は?注意点や点検方法
■タイヤの溝と異物の確認
タイヤのトレッド(接地面)の溝の深さがスリップサインに達していないか確認します。
また、釘・金属片・石などの異物が刺さっていないか、挟まっていないかを丁寧に目視で確認し、見つけたら速やかに除去します。
■タイヤ側面のひび割れや傷の確認
サイドウォール(側面)にひび割れ・亀裂・膨らみ・カットなどの損傷がないかを確認します。
これらの損傷は、タイヤの劣化や外部からの衝撃によって生じ、パンクやバーストの原因になることがあります。
タイヤを装着するホイール自体が損傷している場合も、パンクの原因となることがあります。
ホイールのリム部分に歪みや亀裂が生じると、タイヤのビード部(タイヤの内側でホイールと接する部分)との間に隙間ができ、その部分から空気が漏れ出すことがあります。また、ホイールバルブの劣化や損傷も空気漏れの原因となり、パンクにつながるケースもあります。
(2)無理のない運行計画で過積載を避ける
トラックの過積載は、タイヤに過度な負担をかけるため、パンクの原因となります。
積載量が許容範囲を超えると、タイヤは設計以上の負荷に耐えなければならず、発熱や変形が激しくなります。タイヤの構造が破壊されやすくなり、パンクやバーストに至る危険性が高まるため、注意が必要です。
常に積載量を厳守し、無理のない運行計画を立てましょう。
(3)適切なタイヤを選び定期的に交換する
運行状況や積載物に適した種類のトラック用タイヤを選ぶことも、パンク予防には不可欠です。
たとえば、長距離走行が多い場合は耐摩耗性に優れたタイヤを、悪路を走行する場合は耐カット性に優れたタイヤを選ぶなど、用途に応じたタイヤを選定しましょう。
ミシュランタイヤは、ニーズに応じたさまざまなトラック用タイヤを取り扱っています。ぜひ、導入をご検討ください。
関連ページ:ミシュラントラック・大型トラック用タイヤ
(4)適切なタイミングでタイヤ交換を行う
タイヤ交換は、適切なタイミングで行いましょう。
タイヤは使用状況や経年によって劣化します。摩耗が進んだタイヤや、製造から年数が経過したタイヤは、溝の深さが十分であってもゴムが硬化し、ひび割れや亀裂が生じやすくなります。
定期的な点検で寿命が近いと判断されたトラックタイヤは、パンクをはじめとするトラブルを未然に防ぐためにも早めに交換しましょう。
(5)安全運転を心がける
日頃の運転習慣も、トラックタイヤのパンクリスクに大きく影響します。以下の点に注意し、安全運転を心がけましょう。
■急ハンドルや急ブレーキの回避
急な操作はタイヤに瞬間的に大きな負荷をかけます。たとえば急ブレーキはタイヤの一部に集中して摩擦熱を発生させ、トレッドやサイドウォールに損傷を与える可能性があります。
滑らかな運転を心がけ、タイヤへの負担を軽減しましょう。
■路面の危険物への注意
常に前方をよく見て、路面の危険物を避ける運転を心がけましょう。
道路上には、釘・ガラス片・金属片・鋭利な石などの異物や、深い穴ぼこ・縁石など、タイヤを損傷させる危険物が潜んでいます。工事現場周辺や未舗装路では、より一層の注意が必要です。
走行中にトラックタイヤがパンクした際の対処法
パンクしたトラックを路肩に駐車し、ハザードランプを点灯させ三角表示板を設置した状態で、タイヤトラブルのレスキューサービス「MRN GO」へ電話をかけるドライバー
走行中にトラックタイヤのパンクに気づいた場合、冷静かつ迅速な対処が求められます。適切な行動を取ることで、二次的な事故を防ぎ、安全を確保することが最優先です。
走行中にタイヤの異常を感じたら、以下の手順で対処してください。慌てずに安全を確保することを心がけましょう。
(1)安全な場所に停車する
トラックタイヤのパンクに気づいたら、急ハンドルや急ブレーキは避け、徐々に速度を落としながら安全な場所に停車してください。
以下のように、後続車の迷惑にならず、作業スペースを確保できる平坦な場所が理想です。
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路肩の広い場所
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駐車場
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サービスエリア
高速道路上で停車する場合、非常駐車帯や路肩の広い場所を選びましょう。
(2)ハザードランプを点灯させる
停車後、すぐにハザードランプを点灯させ、後続車に異常事態であることを知らせてください。
夜間や視界の悪い場所や交通量の多い場所では、周囲からの視認性を高めることが特に重要です。
(3)三角表示板や発炎筒を設置する
後続車からの追突事故を防ぐため、車両後方に三角表示板(停止表示板)または発炎筒を設置してください。三角表示板を設置する際は、車両から50m以上後方(見通しが悪い場合は、さらに後方)の見やすい場所に置き、設置者自身の安全にも十分注意しましょう。
道路交通法第75条の11では、自動車の故障などにより運転が難しくなった際に、自動車が停止状態である旨を表示することを義務付けています。
(故障等の場合の措置)
第七十五条の十一 自動車の運転者は、故障その他の理由により本線車道若しくはこれに接する加速車線、減速車線若しくは登坂車線(以下「本線車道等」という。)又はこれらに接する路肩若しくは路側帯において当該自動車を運転することができなくなつたときは、政令で定めるところにより、当該自動車が故障その他の理由により停止しているものであることを表示しなければならない。
2 自動車の運転者は、故障その他の理由により本線車道等において運転することができなくなつたときは、速やかに当該自動車を本線車道等以外の場所に移動するため必要な措置を講じなければならない。
また、道路交通法施行令第27条の6では、停止表示板などの 停止表示器材を置くことが定められています。
(自動車を運転することができなくなつた場合における表示の方法)
第二十七条の六 法第七十五条の十一第一項の規定による表示は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める停止表示器材を、後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて行うものとする。
一 夜間 内閣府令で定める基準に適合する夜間用停止表示器材
二 夜間以外の時間 内閣府令で定める基準に適合する昼間用停止表示器材(当該自動車が停止している場所がトンネルの中その他視界が二百メートル以下である場所であるときは、前号に定める夜間用停止表示器材)
高速道路でトラックを緊急停止させている際に三角表示板を設置しなかった場合は「故障車両表示義務違反」として、大型車では7,000円の反則金が科され、違反点数として1点が引かれます。
(4)ロードサービスや会社へ連絡する
安全を確保したら、速やかにロードサービスや加入している任意保険の緊急サービス、または運送会社に連絡し、状況を伝えてください。以下の情報を正確に伝えることで、適切なサポートを受けられるでしょう。
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パンクしたタイヤの状態
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現在地
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車両の種類
ミシュランタイヤが提供するタイヤトラブルのレスキューサービス「MRN GO」であれば、MRN GO(スマートフォンのアプリ)を経由して簡単にレスキューコールを発信できます。また、車両の位置情報やパンクしたタイヤの画像など、状況把握・対応に役立つ情報を事前にコールセンターへ送信することが可能です。
パンクしたトラックタイヤの修理・交換に関する判断基準
パンクしたトラックタイヤを修理する様子
トラックタイヤがパンクした場合、その損傷の程度や場所に応じて「修理」または「タイヤ全体の交換」が必要です。ここでは、パンクしたトラックタイヤの修理・交換に関する判断基準の目安を紹介します。
なお、見た目からは判断できない損傷が生じている可能性もあります。ケースによって適切な対応が異なるため、修理・交換の判断は専門業者の指示に従ってください。
(1)修理可能なパンクの範囲
トラック用タイヤのパンクが修理可能と判断されるのは、一般的に以下の条件を満たす場合です。損傷が軽微であり、タイヤの構造的な健全性が保たれていることが前提となります。
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損傷の種類:トレッド部のコードに達する貫通傷
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損傷の大きさ:直径8mm以下(小型トラック用タイヤは直径6mm以下)
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損傷の数:3個以内(小型トラック用タイヤは2個以内)
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損傷の周上間隔:70㎝以上(小型トラック用タイヤは40㎝以上)
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損傷の状態:タイヤ内部のコード層に損傷がなく、タイヤが健全な状態を保っている
(2)タイヤ交換が必要なケース
以下に示すような損傷が見られる場合、修理では安全性を確保できないため、タイヤ全体の交換が必要となります。
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損傷箇所:サイドウォール(側面)やショルダー部(タイヤの角)の損傷
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損傷の大きさ:直径8mm(小型トラック用タイヤは直径6mm)を超える大きな穴、または広範囲にわたる損傷
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損傷の数:4個以上(小型トラック用タイヤは3個以内)
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損傷の周上間隔:70㎝未満(小型トラック用タイヤは40㎝未満)
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損傷の状態:タイヤ内部のコード層の損傷・裂け・バースト(破裂)・タイヤ内部の損傷が疑われる
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タイヤの状態:スリップサインが露出している・ひび割れや亀裂が深い・偏摩耗が激しい・コードが露出しているなど、タイヤが著しく劣化している
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走行後の状態:パンクした状態で走行を続け、タイヤ内部が損傷している可能性が高い
サイドウォールやショルダー部は走行中に大きな負荷がかかるため、小さな損傷でもバーストを引き起こすリスクが高く、基本的に修理はできません。無理な修理は重大な事故につながる可能性があるため、専門業者の判断に従いましょう。
トラックタイヤがパンクしやすい状況
ミシュラントラック用タイヤをメンテナンスする作業員
トラックタイヤのパンクは、特定の場面や状況下で発生しやすくなります。
ここでは、トラックタイヤがパンクしやすいシーンを紹介します。
(1)トラックタイヤがパンクしやすい場所
トラックタイヤがパンクしやすく、走行時に特に注意が必要な場所は、以下のとおりです。
■工事現場や未舗装路
釘・金属片・鋭利な石などの異物が散乱していることが多く、タイヤに刺さりやすい環境です。
大型トラックのタイヤは路面との接地面積が広く、異物を踏みつけるリスクが高まります。
■市街地の路肩や交差点付近
落下物やガラス片などが放置されていることがあり、停車時や右左折時に踏んでしまうリスクがあります。
トラックは内輪差が大きいため、路肩の異物に注意が必要です。
■高速道路
落下物や他車の脱落部品などを高速で踏みつけると、タイヤに大きな損傷を与える可能性があります。高速走行中のパンクは非常に危険なため、日常的なタイヤ点検と適切な空気圧管理が求められます。
トラックタイヤのパンクに関するよくある質問
トラックタイヤのパンクに関するよくある質問と、その回答をまとめました。
(1)タイヤのパンクとバーストの違いは?
タイヤの空気圧が失われる現象を指すタイヤの「パンク」と「バースト」には、一般的に以下のような違いがあります。
タイヤのパンクとバーストの違いを示す比較表
(2)トラックタイヤのパンク修理の費用相場は?
トラックタイヤのパンク修理費用は、パンクの状況・修理方法・タイヤの種類やサイズ・依頼する業者(タイヤ専門店・整備工場・ロードサービスなど)によって大きく異なります。
一般的なトラックタイヤのパンク修理の費用相場は、数千円から数万円程度が目安です。修理方法には「外面修理」と「内面修理」があり、内面修理の方がより確実な修理方法とされ、費用も高くなる傾向があります。また、出張修理を依頼する場合は、別途出張費用や時間帯による割増料金が加算されるケースが多いでしょう。
正確な費用を知るためには、事前に複数の業者に見積もりを依頼し、修理内容と費用の内訳を確認することをおすすめします。
(3)信頼できる修理業者の選び方は?
トラックタイヤのパンク修理を依頼する業者を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
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トラックタイヤの専門知識と経験:大型車両のタイヤに関する専門知識と豊富な修理実績があるか
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迅速な対応とロードサービス:緊急時のパンクに対応できるロードサービスを提供しているか、または提携しているか
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明確な料金体系:修理費用や出張費用について、事前に明確な見積もりを提示してくれるか
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設備と技術力:適切な修理設備(大型タイヤチェンジャー、バランス調整機など)を備え、確かな技術力を持つ整備士が在籍しているか
こちらのポイントに加え、実際に利用したドライバーや運送会社の口コミ、オンラインでの評判などを参考にしてもよいでしょう。
トラックタイヤのパンクトラブル対策は「MRN GO」
iOS向けのMRN GOアプリダウンロード用QRコード/Android向けのMRN GOアプリダウンロード用QRコード
「MRN GO」は、ミシュランタイヤが提供する、24時間365日対応の出張タイヤサービスです。ミシュラントラック・バス用タイヤに関するトラブルが発生した場合、“MRNコールセンター”にご連絡いただくことで、迅速確実なレスキューサービスをご利用いただけます。
トラックのパンクトラブル対策は、「MRN GO」におまかせください。
(1)「MRN GO」の5つのメリット
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MRN GO(スマートフォンのアプリ)から簡単に依頼可能
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電話1本で迅速なレスキューサービス
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24時間・365日・全国OK
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サービス料金は後払い
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レスキュー依頼頻度が高いユーザーに、故障内容のフィードバックサポートを実施
MRN GO(スマートフォンのアプリ)を経由して簡単にレスキューコールを発信できるだけでなく、状況把握・対応に役立つ以下の情報を事前にコールセンターへ送信することが可能です。
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車両の位置情報
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タイヤの故障状態を撮影した画像
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直近のタイヤ内温度や空気圧に関する情報(TPMS搭載車両)
レスキュー出勤ディーラーに、より正確な情報が伝わるため、トラブルの早期解決・ダウンタイム(車両の稼働停止時間)の削減・輸送効率の改善につながります。
(2)「MRN GO」ご利用の流れ
MRN GOご利用の流れ
「MRN GO」サービスご利用の流れは、以下のとおりです。
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タイヤトラブル発生
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MRN GO(スマホアプリ)または電話でMRNコールセンターに連絡
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レスキューディーラーがトラブル解決
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後日、お取り引き販売店よりご請求
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お取り引き販売店にお支払い
トラックタイヤのパンクトラブルに備えましょう
トラックタイヤのパンクは、運行の安全を脅かす重大なトラブルです。その原因は、異物による損傷や不適切な空気圧、過積載、タイヤの劣化など多岐にわたります。パンクリスクを低減するためには、日常的なタイヤ点検と適正な空気圧の維持が不可欠です。また、過積載を避け、定期的なタイヤ交換を行うことで、パンクのリスクを抑えられます。
万が一、トラックタイヤがパンクした場合は、冷静に安全を確保し、適切なロードサービスへ連絡することが重要です。トラックのパンクトラブル対策として、ぜひ、24時間365日対応の出張タイヤサービス「MRN GO」サービスをご活用ください。
「MRN GO」やトラックタイヤに関するご不明点がございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。