
トラック用スタッドレスタイヤの効き目は?選び方や注意点も解説
トラック用スタッドレスタイヤの効き目は?選び方や注意点も解説
トラック用スタッドレスタイヤは、ノーマルタイヤでは走行が困難な雪道や凍結路面でグリップ力と制動性能を発揮し、安全運行をサポートします。トラック用スタッドレスタイヤの効果を最大限に引き出すためには、必要に応じてチェーンを併用したうえで、過積載や走行速度、タイヤ空気圧や保管方法に注意する必要があります。
この記事では、トラック用スタッドレスタイヤの特徴や効き目の仕組み、使用上の注意点を解説します。ミシュラントラック用スタッドレスタイヤのラインアップも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
トラックタイヤのパンクは、事故の原因となるだけでなく、経済的損失や運行スケジュールの遅延による配送ペナルティ、事業者として信頼低下のリスクも伴います。そのため、原因を把握し適切な対策を施して予防に努める必要があります。また、万が一パンクしてしまった際の対処法を押さえておくことも重要です。
この記事では、トラックタイヤのパンクの原因や対処法、予防策について詳しく解説します。
目次
トラック用スタッドレスタイヤの効き目・特徴
(1)スタッドレスタイヤが効く仕組み
(2)乗用車用スタッドレスタイヤとの特徴の違い
(3)雪道や凍結路におけるトラック用スタッドレスタイヤの効き目
トラック用スタッドレスタイヤの種類
(1)「効き目重視」タイプのトラック用スタッドレスタイヤ
(2)「タイヤライフ重視」タイプのトラック用スタッドレスタイヤ
トラック用スタッドレスタイヤの効き目が低下する原因
(1)摩耗によるプラットフォームの露出
(2)ゴムの硬化
(3)空気圧の不足や過剰
(4)不適切な積載量
(5)高速走行や急な操作
トラック用スタッドレスタイヤ使用時の注意点
(1)空気圧を適切に管理する
(2)積載量と走行速度に注意する
(3)必要に応じてタイヤチェーンを併用する
(4)オフシーズンは適切に保管する
(5)余裕をもって準備する
トラック用スタッドレスタイヤの選び方
(1)走行条件に合わせて選ぶ
(2)サイズ・荷重指数・速度記号から選ぶ
(3)新品・中古品から選ぶ
ミシュラントラック用スタッドレスタイヤのラインアップ
(1)小型車:2~3tトラック用
(2)4tトラック用
(3)中型車:6~8t積トラック用
(4)大型車:リジットトラック用
(5)大型車:ダンプ・ミキサー用
(6)大型車:トラクタヘッド用
(7)大型車:トレーラー用
(8)ミシュラントラック用スタッドレスタイヤをご使用のお客様の声
トラック用スタッドレスタイヤの効き目を引き出しましょう
トラック用スタッドレスタイヤの効き目・特徴

雪道を走行する車両
トラック用スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路といった冬季の過酷な路面条件でもグリップ力と制動性能を発揮します。
ここでは、トラック用スタッドレスタイヤの特徴や効き目の仕組み、乗用車用スタッドレスタイヤとの特徴の違いについて解説します。
(1)スタッドレスタイヤが効く仕組み
スタッドレスタイヤは、低温下でも硬くなりにくい特殊なゴム素材と、独自のトレッドパターンによって雪道や凍結路でのグリップ力を確保します。
スタッドレスタイヤが効き目を発揮する主な仕組みは、以下のとおりです。
■低温下でも柔らかいゴム
タイヤ素材に低温でも硬化しにくい柔軟なゴムを使用することで、路面への密着性を高め、氷や雪の凹凸にしっかり食い込みます。
■サイプ(細かな溝)
タイヤのトレッド面に無数に刻まれたサイプ(細かな溝)が、氷上の水膜を効率的に除去し、タイヤが直接氷の路面に接地できるよう促します。また、サイプのエッジが雪や氷をひっかくことで、グリップ力を生み出します。
■特殊なトレッドパターン
スタッドレスタイヤのトレッドには、雪を効果的に掴んで排出するブロック形状や、シャーベット路面での排水性を高める溝が配置されています。この特殊なトレッドパターンにより、雪上での駆動力や制動力が向上し、安定した走行が可能になります。
(2)乗用車用スタッドレスタイヤとの特徴の違い
スタッドレスタイヤの基本的な仕組みは、乗用車用タイヤもトラック用タイヤも同様です。ただし、トラック用スタッドレスタイヤには、トラックの特性に合わせた設計が採用されています。両タイヤの設計方針における違いの傾向は、以下のとおりです。

トラック用スタッドレスタイヤと乗用車用スタッドレスタイヤの設計方針の違いを表す比較表
(3)雪道や凍結路におけるトラック用スタッドレスタイヤの効き目
雪道や凍結路で発揮されるトラック用スタッドレスタイヤの主な性能は、以下のとおりです。
■雪上性能
トレッドパターンが深い雪や新雪をしっかりと掴み、強力な駆動力を生み出します。また、排雪性能に優れているため、タイヤと路面の間に雪が詰まりにくく、安定した走行が可能です。発進・加速・制動の各シーンで、ノーマルタイヤでは得にくい確実なグリップ力を発揮します。
■氷上性能
凍結路面では、サイプが氷上の水膜を効果的に除去し、タイヤのゴムが直接氷に密着することで、高い摩擦力を発生させます。滑りやすい路面での制動距離を短縮し、カーブでの横滑りを抑制するなど、操縦安定性の向上につながります。
■シャーベット路面での性能
溶けかかった雪や水たまりが混じったシャーベット路面では、トレッドの溝が大量の水を効率的に排水します。ハイドロプレーニング現象(タイヤと路面の間に水の膜が入り込み、タイヤが浮いてしまう現象)の発生を抑制し、不安定になりやすい路面環境でも優れた安定性を確保します。
トラック用スタッドレスタイヤの種類
トラック用スタッドレスタイヤは、主に「効き目重視」タイプと「タイヤライフ重視」タイプの2種類に分けられます。
たとえばミシュランタイヤでは、「氷雪性能重視タイプ」と「ウィンターバランスタイプ」のトラック用スタッドレスタイヤを取り扱っています。ミシュラントラック用スタッドレスタイヤのラインアップは、こちらからご確認ください。
(1)「効き目重視」タイプのトラック用スタッドレスタイヤ
「効き目重視」タイプのスタッドレスタイヤは、雪上・氷上でのグリップ力や制動性能を最優先に設計されたタイヤです。
柔らかめのゴム素材と細かく刻まれたサイプにより、凍結路面や積雪路で高い制動力を発揮します。ただし、柔らかいゴムは摩耗しやすく、タイヤ寿命が短くなる傾向があります。
「効き目重視」タイプのトラック用スタッドレスタイヤは、冬の厳しい気象条件下での安全性を重視する場合に適しています。
(2)「タイヤライフ重視」タイプのトラック用スタッドレスタイヤ
「タイヤライフ重視」タイプのスタッドレスタイヤは、雪上・氷上性能とタイヤ寿命のバランスを考慮したタイヤです。
グリップ力を重視しているスタッドレスタイヤは柔らかいゴムを使用しているため、摩耗が早い傾向があります。「タイヤライフ重視」タイプはゴムをやや硬めに設計することで、耐摩耗性を向上させています。その分、「効き目重視」タイプに比べて氷雪路での効き目は若干劣るものの、タイヤ寿命は長めです。
「タイヤライフ重視」タイプのトラック用スタッドレスタイヤは、冬道とドライ路面の両方を走行する機会が多い車両に適しています。
トラック用スタッドレスタイヤの効き目が低下する原因
トラック用スタッドレスタイヤを装着したからといって、常に万全とは限りません。使用状況や経年劣化によっては効き目が低下し、危険な状況を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。
トラック用スタッドレスタイヤの効き目が低下する主な原因は、以下のとおりです。
(1)摩耗によるプラットフォームの露出

ミシュラントラック用スタッドレスタイヤのプラットフォームのクローズアップ
出典・画像引用:冬用タイヤの安全性を確認することをルール化しました。|国土交通省
スタッドレスタイヤには、冬用タイヤとしての使用限度を示す「プラットフォーム」と呼ばれるサインがあります。トレッド面がこのプラットフォームまで摩耗すると、サイプの深さが不足し、雪や氷を捉える能力が著しく低下します。そのため、雪上・氷上でのグリップ力が失われ、スリップや制動距離の延長につながります。
(2)ゴムの硬化
タイヤのゴムは、時間の経過や紫外線、熱などの影響で徐々に硬化します。スタッドレスタイヤに用いられるゴムは柔らかいことから、低温下での柔軟性が失われた場合、路面への密着性が低下し、氷上性能が大幅に落ち込みます。
(3)空気圧の不足や過剰
適切な空気圧が維持されていない場合、タイヤの接地面積やトレッドパターンが設計どおりに機能せず、グリップ力の低下を招きます。
空気圧が不足している場合、タイヤの接地面積が不均一になり、特に中央部分の接地圧が低下するため、雪道や凍結路でのグリップ力や制動力が著しく低下します。サイドウォール部分に過度な負担がかかり、異常発熱や損傷の原因となる恐れもあるため注意が必要です。
空気圧が高すぎる場合、タイヤの中央部分に負担が集中し、偏摩耗を引き起こします。また、路面からの衝撃吸収性が低下して乗り心地が悪化し、タイヤの損傷リスクを高めます。
タイヤのゴムは、時間の経過や紫外線、熱などの影響で徐々に硬化します。スタッドレスタイヤに用いられるゴムは柔らかいことから、低温下での柔軟性が失われた場合、路面への密着性が低下し、氷上性能が大幅に落ち込みます。
(4)不適切な積載量
トラックの過積載は、スタッドレスタイヤに過度な負担をかけ、タイヤの変形を招きます。タイヤが変形すると接地圧が不均一になりスタッドレスタイヤ本来の性能が発揮できなくなるだけでなく、タイヤの損傷やバーストのリスクも高まります。
(5)高速走行や急な操作
スタッドレスタイヤは雪道や凍結路での性能を重視しているため、ドライ路面での高速走行や急ハンドル・急ブレーキ・急加速などの荒い運転は、タイヤへの負担を増大させ、性能低下を早めます。スリップやコントロール不能に陥る危険性も高めるため、注意が必要です。
スタッドレスタイヤの効き目の大幅な低下や、重大な事故につながるリスクを避けるため、定期的な点検と適切な使用が不可欠です。
トラック用スタッドレスタイヤ使用時の注意点
ここでは、トラック用スタッドレスタイヤを使用する際に意識しておくべき注意点を解説します。
(1)空気圧を適切に管理する
トラック用スタッドレスタイヤの性能を最大限に引き出し、安全な走行を確保するためには、適切な空気圧の維持が不可欠です。
また冬場は、外気温の低下にともない空気圧が低下しやすい傾向があります。トラックの運行前に必ず車両指定の空気圧を確認し、定期的な点検と調整を行いましょう。
関連ページ:トラックタイヤ・バスタイヤの適正空気圧は?注意点や点検方法
関連ページ:タイヤ空気圧計算機・計算ツール
(2)積載量と走行速度に注意する
トラック用スタッドレスタイヤは、設計上、車両の積載量や走行速度によって大きく性能が左右されます。
過積載はタイヤに過度な負担をかけ、タイヤのたわみが大きくなることで発熱しやすくなり、ゴムの劣化を早めます。また、雪道や凍結路での接地圧が不均一になり、グリップ力や制動力の低下を招きます。このようなリスクを避けるためにも、車両に応じた適正な積載量を厳守することが大切です。
一般的に、スタッドレスタイヤは夏用タイヤと比較して速度記号が低めに設定されているケースが多く、高速走行には適していません。冬の路面状況は予測が難しいため、常に積載量に見合った速度で走行しましょう。急発進・急加速・急ハンドル・急ブレーキといった「急」のつく操作を避け、安全マージンを十分に確保した運転を心がけることも重要です。
(3)必要に応じてタイヤチェーンを併用する

「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め」を示す道路標識
「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め」の規制標識
出典・画像引用:雪道でノーマルタイヤはNG! - JAMA BLOG |一般社団法人日本自動車工業会
必要に応じて、スタッドレスタイヤとタイヤチェーンを併用しましょう。
トラック用スタッドレスタイヤは雪道や凍結路での走行性能を高める一方、その性能には限界があります。たとえば非常に深い雪道や、ミラーバーンと呼ばれるような極端なアイスバーン状態では、スタッドレスタイヤだけでは十分なグリップ力が得られない可能性があります。
このような状況下では、タイヤチェーンの併用が非常に有効です。道路交通法に基づく「チェーン規制」が発令された区間では、スタッドレスタイヤ装着車であってもタイヤチェーンの装着が義務付けられる場合があります。
いざというときに備え、適切なサイズのタイヤチェーンを常に携行し、装着方法を事前に確認しておくことをおすすめします。なお、チェーン装着時は、速度制限を厳守し、乾燥路での走行は避けるようにしてください。チェーンは駆動輪に装着することが基本ですが、車両の種類や積載状況によっては、より安定性を高めるために複数の軸に装着することも検討しましょう。
チェーンの装着が義務化されている規制対象区間や、トラック・バスなどへのタイヤチェーンの装着方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
(4)オフシーズンは適切に保管する
オフシーズンは、トラック用スタッドレスタイヤを適切に保管しましょう。翌シーズン以降も効き目を維持しやすくなり、タイヤ寿命を延ばせます。
タイヤのゴムは、直射日光・雨・湿気・熱・オゾンなどにさらされると劣化が早まります。また、汚れが残っていると、ゴムの劣化を早める可能性があります。タイヤに付着した泥や異物をきれいに洗い落とし、完全に乾燥させてから保管しましょう。
スタッドレスタイヤの保管場所は、風通しがよく、暗くて涼しい場所を選び、雨水や直射日光が当たらないように配慮してください。ガソリンやオイルなどの油類、バッテリーなどの化学物質の近くでの保管は、ゴムの変質を招くため避けるべきです。
ホイール付きのタイヤは、空気圧をやや低めにして横置きにするか、専用ラックに吊るして保管することが推奨されます。ホイールから外したタイヤは、立てて保管しましょう。重ねて保管する場合は、変形を防ぐために定期的に位置を入れ替えるようにしてください。
(5)余裕をもって準備する
降雪エリアを走行する予定がある場合、余裕をもってトラック用スタッドレスタイヤを準備しておきましょう。例年より早い降雪や急な寒波の影響により、スタッドレスタイヤが一時的に品薄になる可能性があります。
またスタッドレスタイヤは、慣らし走行を行うことで表面の加工皮膜が除去され、本来のグリップ力を発揮できる状態になります。十分な慣らし走行のうえで安全走行するためにも、早めのタイヤ交換がおすすめです。
エリア別のスタッドレスタイヤへの交換タイミングの目安は、以下のとおりです。
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北海道地方:9/18~
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東北地方:10/8~
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甲信越地方:10/18~
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北陸地方:10/24~
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関東地方:11/8~
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中部地方:11/12~
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近畿地方:11/9~
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中国地方:11/4~
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四国地方:11/17~
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九州地方:11/9~
あくまでも目安のため、走行エリアの天気予報を確認のうえ、スタッドレスタイヤへの交換時期を検討してください。
トラック用スタッドレスタイヤの選び方

ミシュラントラック用スタッドレスタイヤを装着した大型トラック
トラック用スタッドレスタイヤを選ぶ際は、安全性と経済性を両立させるために、車両の用途や走行条件などに合わせた適切な選択が不可欠です。
ここでは、トラック用スタッドレスタイヤの選び方のポイントを紹介します。
(1)走行条件に合わせて選ぶ
トラックの走行条件は多岐にわたるため、使用環境に適したスタッドレスタイヤを選ぶことが重要です。選定時に考慮すべきポイントの例は、以下のとおりです。
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運行形態(長距離輸送・短距離配送など)
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積載物の重量や内容
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走行ルートの道路状況(高速道路中心・山間部や一般道が多いなど)
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走行する地域の気象条件(降雪の頻度・路面の凍結リスクなど)
(2)サイズ・荷重指数・速度記号から選ぶ
安全走行のために、車両に適合する正確なサイズ・荷重指数・速度記号を確認することも重要です。
■タイヤサイズ
車両の取扱説明書や現在のタイヤのサイドウォールに記載されているサイズ(例:225/80R17.5)と一致するものを選びましょう。走行安定性やメーター表示などに影響を与える恐れがあるため、異なるサイズのタイヤの装着は避けてください。
■荷重指数(LI)
荷重指数(LI)は、タイヤ1本が支えられる最大荷重を示す数値です。トラックの積載量や車両総重量を考慮し、車両メーカーが指定する荷重指数以上のものを選びましょう。特に、過積載になりがちなトラックでは、余裕を持った荷重指数を選ぶことが推奨されます。
■速度記号(SS)
速度記号(SS)は、タイヤが走行できる最高速度を示す記号です。トラックの一般的な運行速度に合わせて、適切な速度記号のタイヤを選びます。高速道路を頻繁に利用する場合は、より高い速度記号のタイヤが必要になることもあります。
トラックタイヤのサイズ・荷重指数・速度記号については、以下の記事で詳しく解説しています。
(3)新品・中古品から選ぶ
スタッドレスタイヤの購入を検討する際、新品・中古品という2つの選択肢があります。それぞれのメリットと注意点を理解し、安全性を最優先して判断しましょう。
■新品タイヤ
新品タイヤは初期性能が最も高く、製造年週も新しいことからゴムの柔軟性も確保されています。
購入後は、タイヤ本来の性能を発揮させるため、急発進や急ブレーキを避けた「慣らし走行」を行うことが推奨されます。
■中古タイヤ
中古タイヤは、価格が抑えられる点が魅力です。しかし、中古タイヤの状況によっては雪道や凍結路の走行における安全性に大きなリスクを伴うため、推奨されません。
中古タイヤを検討する際は、摩耗度合い・製造年週・ゴムの硬化・ひび割れの有無など、性能に直結する要素を慎重に確認する必要があります。やむを得ず中古品を選ぶ場合は、専門家による厳密な点検を受けましょう。
なお、ミシュランでは新品タイヤだけでなく、専用の検査と再加工を行うことで品質を確保したリトレッドタイヤも提供しています。スタッドレスタイヤのリトレッドもご用意しており、中古品に比べて安全性や耐久性に優れた、より安心できる選択肢となります。
ミシュラントラック用スタッドレスタイヤのラインアップ
ミシュランタイヤは、以下のトラック用スタッドレスタイヤを取り扱っています。
ここでは、小型車から大型車まで、車両に合わせたスタッドレスタイヤのラインアップを紹介します。
ミシュラントラック用タイヤの最新カタログも、ぜひあわせてご覧ください。
(1)小型車:2~3tトラック用
小型車(2~3tトラック用)の「MICHELIN XDW ICE GRIP™」は、高い耐摩耗性性能を備えつつ、氷雪路で優れたグリップ力を発揮するスタッドレスタイヤです。
(2)4tトラック用
4tトラック用スタッドレスタイヤのラインアップは、以下のとおりです。
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MICHELIN XDW ICE GRIP™(氷雪性能重視タイプ)
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MICHELIN XJS WINTER GRIP+(ウィンターバランスタイプ)
(3)中型車:6~8t積トラック用
6~8t積トラック用スタッドレスタイヤのラインアップは、以下のとおりです。
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MICHELIN XDW ICE GRIP™(氷雪性能重視タイプ)
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MICHELIN XJS WINTER GRIP+(ウィンターバランスタイプ)
(4)大型車:リジットトラック用
リジットトラック用スタッドレスタイヤのラインアップは、以下のとおりです。
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MICHELIN X® MULTI™ GRIP D(氷雪性能重視タイプ)
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MICHELIN XDW ICE GRIP™(氷雪性能重視タイプ)
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MICHELIN X® MULTI™ GRIP Z(ウィンターバランスタイプ)
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MICHELIN XJS WINTER GRIP+(ウィンターバランスタイプ)
(5)大型車:ダンプ・ミキサー用
ダンプ・ミキサー用スタッドレスタイヤのラインアップは、以下のとおりです。
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MICHELIN XDW ICE GRIP™(氷雪性能重視タイプ)
-
MICHELIN XJS WINTER GRIP+(ウィンターバランスタイプ)
(6)大型車:トラクタヘッド用
トラクタヘッド用スタッドレスタイヤのラインアップは、以下のとおりです。
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MICHELIN X® MULTI™ GRIP D(氷雪性能重視タイプ)
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MICHELIN XDW ICE GRIP™(氷雪性能重視タイプ)
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MICHELIN X® MULTI™ GRIP Z(ウィンターバランスタイプ)
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MICHELIN XJS WINTER GRIP+(ウィンターバランスタイプ)
(7)大型車:トレーラー用
トレーラー用スタッドレスタイヤのラインアップは、以下のとおりです。
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MICHELIN XDW ICE GRIP™(氷雪性能重視タイプ)
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MICHELIN XJS WINTER GRIP+(ウィンターバランスタイプ)
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MICHELIN X® MULTI™ GRIP Z(ウィンターバランスタイプ)
(8)ミシュラントラック用スタッドレスタイヤをご使用のお客様の声
実際にミシュラントラック用スタッドレスタイヤをご使用いただいているお客様の声を紹介します。

株式会社トランスウェブでミシュランリグルーブタイヤを使用しているイメージ
弊社は車両輸送とエアーカーゴ輸送をメインにトレーラーで行っております。トレーラー輸送が中心のためタイヤの摩耗は気になりますが、ミシュランタイヤは偏摩耗が少なく、駆動軸専用タイヤは寿命が長いので安心感をもって装着できます。摩耗したタイヤに再度溝を切るリグルーブを行うことで廃棄タイヤを減らせるため、環境負荷低減にも役立ちます。そのため、弊社では積極的にミシュランタイヤを装着しています。

ロジフォワード株式会社で、スタッドレスタイヤのMICHELIN XDW ICE GRIP™を使用しているイメージ
10年以上、ライトトラックにMICHELIN XDW ICE GRIP™を使用しています。車両によっては2~3年使用できるため、夏タイヤとスタッドレスタイヤの履き替えが不要になりました。ロングライフ性能によるコスト削減とタイヤ管理の省力化が図れました。

大虎運輸株式会社で、ミシュランスタッドレスタイヤを使用しているイメージ
冬期は全車にミシュランスタッドレスタイヤを装着しています。丁寧なメンテナンスを施せば、一年中履き続けても溝が残っています。偏摩耗が少ないので、ローテーションなどのメンテナンス費用を含め、総合的なタイヤ経費を抑えられます。
トラック用スタッドレスタイヤの効き目を引き出しましょう
トラック用スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路における安全運行の要です。その効き目を最大限に引き出すためには、タイヤの特性を理解し、適切な選び方と使用法を実践することが重要です。
スタッドレスタイヤの効き目を引き出し、冬期の過酷な道路状況においても安全な運行を実現しましょう。